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フードロス削減は家族にも家計にも嬉しい!月〇〇円トクする野菜の食べ方とは

「フードロス」という言葉は、今やあらゆる場所で目にするようになりました。
フードロス問題が今のまま続けば、やがて人々は人口増加と共に食糧危機へと立たされ、栄養不足で苦しむ人がさらに増えると言われています。
遠い未来のようで、なかなか自分ごとと捉えづらいフードロス問題ですが、実は私たちが毎日の料理でほんの少し意識をするだけで、劇的に改善することができるのです!
家庭でできるフードロス対策は「不要なものを買わないようにする」「冷蔵庫を整頓する」など様々な方法がありますが、実は最も有効なのが、「野菜を皮ごと食べること」なのです。

野菜の皮を食べることはフードロス削減に貢献するだけではなく、

  • 栄養を沢山摂れる
  • 皮むきが無くなり時短になる
  • ファイトケミカル(抗酸化物質)を沢山摂れる
  • 生ごみが減り家事の負担も軽減

では、普段つい捨ててしまっている野菜の皮を食べると自分に、家計に、どのくらいメリットもたらすことが出来るかご紹介していきます。

目次

フードロスの原因は“剝きすぎ”にあった?

今でこそよく耳にするフードロス問題ですが、みなさんは原因を知っていますか?
よく思い浮かぶのは『食べ残し』や『廃棄』といったシチュエーションですが、実はフードロスの原因はそれだけではありません。

なんと、『野菜の皮の剥きすぎ(過剰除去)』にあったのです。

“過剰除去”って……なんだろう?

過剰除去とは、食材を下ごしらえする際『食べられる部分ごとゴミとして捨ててしまう』ことを言います。
代表的な過剰除去は、皮の剥きすぎです。

他にも、

  • 野菜や果物のヘタや種の部分を大きくカットしてしまう
  • 肉や魚の脂身を捨てる

なども挙げられます。

これら、過剰除去によるフードロスは、家庭から出るフードロスの5割以上を占めていると言われています。普段沢山捨ててしまっていた部分を料理に取り入れることで、フードロス解決に大きく貢献することができるのです。

皮は“栄養の宝庫”皮には2.5倍以上の栄養が!

フードロスの削減に重要な野菜の皮ですが、現代社会を生きる私たちが一番摂取したい栄養価が多く含まれていることをご存知ですか?
私たちが積極的に摂取したい栄養が、ファイトケミカル(抗酸化物質)という栄養です。
このファイトケミカルには身体の活性酸素の発生やその働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除いてくれる効果があります。
活性酸素が身体に増えてしまうと、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、ガン、アトピー性皮膚炎にかかりやすくなると言われています。
では、ファイトケミカル(抗酸化物質)は皮と実で一体どのくらいの差があるのでしょう。

例えば、ニンジンのβ-カロテン量はカロテノイドという抗酸化物質が含まれており、中心部に比べて、皮は2.5倍の含有量!
ゴボウのポリフェノールも抗酸化物質の代表、なんと中心部に比べて2倍のポリフェノール量があるのです。
サプリに頼らなくても皮を食べるだけで健康維持が叶うかもしれませんね!

皮つきのほうが断然おいしい!

いくら栄養価が高いといっても、野菜の皮をそのまま食べるのはハードルが高いと思う 方もいるでしょう。
しかし、皮に栄養があるということは旨味も沢山あるということ。
実際に皮を使って食べた方が素材本来の風味や味をより実感して食べることができるのです。
今回は、そんな野菜の皮の良さを生かすメニューをご紹介いたします。

野菜の皮でかき揚げ

じゃがいも、人参の皮、さつまいもの皮など、野菜の皮でサクサクのかき揚げが作れます。
作り方は簡単!ピーラーでむいた野菜の皮とお好みの具材を普通のかき揚げと同じようにかき揚げにします。
お好みでエビなどを入れるとそれだけで一食のメインになります。

ニンジンの皮のきんぴら

次に、βカロテンが多く含まれるニンジン。
おすすめは、ニンジンを皮ごと使う「きんぴら」。
これも普通のきんぴらを作るようにニンジンやゴボウを皮まで丸ごと使って作りましょう。
捨てるはずの部分が、立派な副菜に変身です。

ブロッコリーの茎のナムル

通常、固くて食べづらいブロッコリーの茎ですが、ビタミンC・カロテン・カリウムなどの栄養素が実の部分よりも多く含まれています。
おすすめは、簡単にできるブロッコリーの茎の「ナムル」です。
細切りした茎をレンジで2~3分温め、塩、鶏ガラスープの素、ごま油、いりごまなどと和えるだけで完成です!

他にも皮ごと食べる方がおいしい食材は沢山!

きゅうり、レンコン、リンゴ、大根、ジャガイモ、玉ねぎ(茶色い外側も食べられます!)などなど、皮ごと食べられる食材はまだまだあります!
毎日1品から皮を主役にしたおかず作りにチャレンジしてみませんか?
色々な食材で挑戦してみるのも楽しいですね!

野菜を皮ごと食べると家計も〇〇円節約に

食品ロスについて、横浜市はこんなデータを発表していました。

横浜市の家庭から出される燃やすごみの中には、年間約9万3,000トンもの食品ロスが含まれており、これは市民一人当たり年間約25キロになる量です。
例えば、食品ロス25キロをおにぎりに換算すると…約250個分
さらに、食品ロス25キロをお金に換算してみると…一人当たり年間約1万9,000円分もの食料が捨てられている計算になります。
引用元:食品ロストは 横浜市HP ( 2022年3月8日 )

決して無視はできない数字ですよね。
ではその内、野菜の皮を捨てずに食べることで、どのくらい家計が節約できるのでしょうか。

仮に、捨てるはずのだいこんの皮で、上記で紹介したようなナムルを作ったとします。
本来、ナムルを作るため別にほうれん草を買っていれば、1房で150円ほどの値段だったでしょう。ほうれん草代が浮いたことになりますから、150円を節約できたことになります。
もし同じように、毎日の食卓で1品ずつ、食材の皮でご飯を作れば約150円×30日で、約4,500円。
食材の皮をうまく活用することで、1か月に約4500円、節約することができます。

まとめ

いかがでしたか? 「フードロス削減!」と聞くと、いったい何から手をつけたらいいか分からなくなりますが、シンプルに「皮の活用」に焦点をあてる事で続けやすい対策になりますね。家庭のフードロス原因5割を占める“過剰除去”は私たちの意識次第でゼロに近づけられる課題です。毎日の料理に1品から、是非「皮までまるごと」使った料理にチャレンジしてみましょう♩

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